駄犬の株ログ

「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

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「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

2018年ふりかえり (2) 2019年にむけて

2018年も厳しい相場でしたが、2019年もリセッション懸念はあるわ消費増税もあるわで楽観はできなさそうです。とはいえ足下では調整が進んで、少なくとも指標的な割高さはだいぶ解消され、ここからの下値は限定的と思えます。

2019年も大きめに買いポジションを持って、急落局面ではヘッジで凌ぐという今のやり方を続けていくつもりです。でもマイナーチェンジくらいで変えたいと考えてる箇所もあります。

小型新興から大型にシフトしたい

2018年はマザーズ指数が-34.1%も下げて、大型IPOソフトバンクとメルカリもこけて、個人投資家の資産は大きく毀損したはず。Twitterやblogを見ていてもセンチメントが悪くて、小型新興の値動きには期待しないほうがよいと感じます。2018年の終わり頃は、ごく一部の銘柄(直近IPOやサンバイオなど)に資金が集中して局所的に盛り上がって、それ以外の銘柄は自由落下していくという光景が常態化していました。当面はこの傾向が続くと思っておいたほうがよさそうです。

2018年の損益を集計すると、小型新興の中長期のポジションで負けが嵩んでいる傾向があり、来年も同じように食らうとまずいなと思っています。今のポートフォリオは小型新興の割合が高く、大型株の割合を増やしたい。特に最近は業績や財務の裏付けに乏しい銘柄の下げがきつく、たとえばかつて人気を集めたCYBERDYNEやユーグレナが悲惨なことになっています。しばらくはこういうやつをポートフォリオに入れないようにします。

マザーズ指数をヘッジに使いたい

2018年はヘッジに日経平均先物を使っていましたが、大型が相対的に強くて思ったほどヘッジにならないことがありました。12月は日経平均が-10.5%に対してマザーズ指数が-19.7%と下げ幅が倍くらい違いましたが、これだとポートフォリオの新興株のマイナスに対して日経平均先物のプラスがさほど寄与しない。blogを見るとマザーズ先物をヘッジに使っている人がちらほらいて、機能しているように見えるので、試しに使ってみたいと思っています。マザーズ先物、見ていると板が薄いし出来高もあまりなくて不安に感じますが、まずは小さいポジションでやってみます。

ヘッジの方法に限定せず、ポジション管理というか、ポートフォリオの理論的な勉強もしたいと思っています。