駄犬の株ログ

「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

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「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

[今週のトレード] 2019/07/26

今週の資産推移は+1.7%(+110万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+0.5%、マザーズ指数が+0.0%と指数に対してアンダーパフォームでした。

今週は参院選を無難な結果で通過して、大型主導で上げる展開でした。目立ったのは半導体銘柄の買い戻しで、アドバンテストが決算発表翌日にS高を付けたのが印象的。業績にしろ受注動向にしろ急回復というわけではないのですが、悪い数字が織り込まれているところにそこそこの数字が出ると大きな買いが入るという感じ。今週はいよいよFOMCで、7/31(水)の深夜に利下げあるなしの結果が出ます。

株コムの決算説明資料にここ3年ほどの信用買残の推移が載っていて、これが小型新興の感覚的な盛り上がりと相関していて面白いデータと思いました。ソースは東証ここに掲載しているデータで、ここに時系列で表があります。

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今年1~3月のリバウンド局面でも信用買残は増えておらず、4月からは減少傾向。いまは手垢の付いた銘柄だと良い決算が出てもすぐに売られて値を消してしまいますが、ああいう動きを裏付けているデータだと感じられます。

今週の取引

9709 NCS&A (-)

新規に買い玉を立てて持ち越し。

1Q決算がよかったので買いました。ここは恐らく官公庁向けの売上げが2割くらいあるため業績が2Q,4Q偏重で、1Qはだいたい赤字なのですが、今回は1Qから黒字で前期に比べてもかなり良い数字となりました。

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1Q好調の原因として短信ではいくつかの理由が挙げられています。一時的なもの(消費増税対応案件、Windows7リプレイス)と継続的なもの(パッケージ販売好調、開発効率化)にわけるとして、それぞれの寄与した度合いが知りたいところですが、セグメント情報などが開示されていないためよくわからず。Windows7リプレイスはPCを右から左に流すだけで利益率が低いはずで、それに対して前期1Qとの比較で粗利率が2.5%ほど改善していることから、後者のほうが大きいんじゃないかなとは思います。

6659 メディアリンクス (-197,450)

買い玉を手仕舞い

1Q決算の内容が思いのほか悪く、短信に「当期の主な売上は下半期以降に見込んでいる」との記述があるものの、受注などの具体的な数字もなく信頼性に欠けるため手仕舞い。ここはNHKに放送機器を納入しており、NHKネット放送開始で注目される思惑もあったのですが、この業績だと持ちきれないと思いました。

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ポートフォリオ

サマリー
  • 評価額合計 65,993,584円
  • 前日比 +716,178円 (+1.10%)
  • 月初比 +1,197,174円 (+1.85%)
  • 年初比 +17,325,952円 (+35.60%)
現物

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信用

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先物

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