今週の資産推移は+6.4%(+573万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+0.8%、マザーズ指数が-0.8%と指数に対してアウトパフォームでした。
正月休みの1/3にアメリカがイランのスレイマニを暗殺してCMEの先物が下落。不穏な情勢の中で始まった大発会が日経平均-451.76円となり、その後も情勢の変化に振り回されて乱高下する大変な年明けになりました。日経平均は一時23000円を割りましたが、事態が急速に収束したことで今週末23,850.57円とむしろ昨年末よりもプラスで引けています。
- 1/6(月) 大発会。この日はまだ悲観論が強く、イランの報復は必至で戦争になるという論調が強かったものの「遠くの戦争は買い」というフレーズも聞かれました。全面安で防衛関連(とされている)銘柄だけがそろってS高をつける展開
- 1/7(火) ニュースで伝わる情勢はさほど変化なかったもののなぜかリバウンド。イランではスレイマニの葬儀をやってました
- 1/8(水) 日本時間の朝にイランが報復のミサイル攻撃を実施。ザラバではTwitterで暗闇の中ミサイルが飛んでいく動画が拡散され、アメリカ軍に死者が出たとかゼロだったとかいう情報が流れ(結果的には死者ゼロだった)、ついでに飛行機も墜落(あとでイランに撃墜されたことが判明)。体感ではこの日が最大のきつさで、マザーズ指数は一時-4%弱まで下げました。正午ごろからイランの外相がここらで手打ちしようみたいなコメントを出すなどして楽観的な雰囲気が出てきて、後場は戻しました
- 1/9(木) 未明にトランプが融和的な演説をし、完全に収束のムードに。シクリカルなセクタが買われて半導体がとりわけ強く、小型新興もバブル復活で防衛関連だけ暴落という巻き戻しの相場に。
- 1/10(金) 前日の流れを引き継いで堅調。この日はもうイラン情勢の話題をタイムラインでほとんど見かけず、消化されてしまったような扱いになってました
自分はというとイラン情勢を理由になにかすることはなく、ポジションはそのまま維持しています。戦争になるかはわからなかったですが戦争になっても相場が下げると決まったわけではないし、マーケットの変調というわけではないのでなんとかなるだろうくらいの考えでした。
今週は指数を6%くらいアウトパフォームしていますが、これはフィードフォースが+28.4%(2Q決算&アナグラム買収発表)、日本鋳鉄管が+27.9%、富士山マガジンが+24.7%、ドーンが+23.2%(2Q決算&上方修正、売却済み)とポートフォリオで強い銘柄が多かったため。小型新興は循環物色が活発でとくに理由もなくS高をつける銘柄が簡単に出てくる地合いで、昨年末からのバブリーな相場が続いています。
今週の取引
2303 ドーン (+1,443,034)
買い玉を手仕舞い。
木曜日に2Q決算と上方修正を発表。悪い内容ではなかったのですが上方修正の上げ幅が自分の期待より小さく(経常利益で+15%)、直前に決算期待で買われて上げていたこともあって、翌日に+15%くらいになったところでこんなに上げる決算じゃないだろうと思って手仕舞い。しかしその後S高に張り付いて+23%で引けました。マジかよ。そのうち調整したら買い直そうくらいの気持ちだったんですが、まさかこのまま上げ続けるんじゃなかろうな。
6334 明治機械 (-)
新規に買い玉を建てて持ち越し。
昨年9月にkabutan煽りがきたときに手仕舞ったのを12月から買い直して自分のポジションサイズになりました。74億の大型プラントの受注が来季から業績に乗ってくること、土地の売却益2.5億が来季特別利益として計上されること、進行中のプラント建設も順調らしいこと(短信の記載より)ことからまあ目先は保有できるはず。2.5億の特別利益は四季報予測に加味されていない(金額もそうだし、12/9開示なので時期的にも間に合っていない)のでそのギャップもあります。あとkabutan煽りでは「環境事業注力により新ステージ突入」とありますが環境事業がうまく行ったとしても業績への寄与は限定的と思われ、ここは本業のプラントや飼料設備が低迷から回復しつつあるのが期待できるポイントです、
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 95,267,534円
- 前日比 +2,341,542円 (+2.52%)
- 月初比 +5,730,344円 (+6.40%)
- 年初比 +5,730,344円 (+6.40%)
現物
信用
先物