今週の資産推移は+5.2% (+453万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-0.1%、マザーズ指数が+2.8%と指数に対してアウトパフォームでした。
木、金と祝日で3日だけの週でした。米国株も決算シーズンをやってるのに月曜まで間隔が空くという恐怖の週末ですが、最大の懸念材料だったテスラの決算が無難に通過したのでまずは一安心。テスラのバブルがクラッシュするとNASDAQも、ひいては日本の小型新興も道連れになりそうで警戒してます。Go Toキャンペーンが始まったら国内旅行しようと待っていたら東京が除外されてしまい、ごたごたな展開になって関連銘柄も下げています。Go Toキャンペーンに合わせて旅行代理店のポジションを取ろうと思っていたんですが、けっきょく空振りみたいな感じになりました。
今週大きめに指数をアウトパフォームしているのは明治機械が今週+16.8%で+250万くらい寄与しているのと、GMOFHの決算ギャンブルで+52万取れたためです。ここまで今月のプラスはほぼ明治機械1銘柄で稼いでおり、月初に5万株あったのを少しずつ売って残りは3万株になりました。ここは来月の1Qとその次の2Qまでは前期比でかなり強い決算が出てくる見込みですが、それが足下の株価上昇でどこまで織り込まれているのかの見定めが難しいし、そもそも目立った理由もなく2倍くらいになっていてよくわからない値動きになっています。1Q決算発表が目先のイベントで、どれくらいのポジションサイズでまたぐか、値動きを見ながらいい感じに調整したいところです。
そしてついに年初来がプラ転しました。4/3の年初来-39.89%がYLで、YLからの上昇率でいうと+67.6%です。これだけ増えても同じ期間のマザーズ指数の上昇率とほぼ同じ数字で、コロナショックからのリバウンド相場がいかに強烈だったかがわかります。YLのあたりでは退場の恐怖をリアルに感じていたし、年初来プラ転なんて考えられなかったものですが、たった3ヶ月そこいらで達成できるとはねえ……。しかしこれは自分の力じゃなくて相場に助けられたものと思います。
今週の取引
3912 モバイルファクトリー (-)
買い玉を立てて持ち越し。
7/22(水)に2Q決算発表。決算説明資料がちょっと香ばしい内容で、これくらい香ばしい開示を出した会社はだいたいその後上がるよな(※経験則)と思って買いました。ここは少し前からブロックチェーンに投資していて、どこにユーザがいるのかわからない廃墟みたいなサービスをリリースしたりしていたんですが、今回はその成果を主力ゲームの駅メモに投じて、Web版をリリースするとともに自社発行のトークンを駅メモで駅のオーナーになれる権利(駅トークン)として売り出すという発表をしました。
トークンを買うと駅のオーナーになれて、他のユーザ(フェアマスター)は独自のイベントを駅に設定できてその対価をオーナーに支払う。トークンは自社運営のマーケット(ユニマ)でコンテンツなどに使うことができる(?)。フェアマスターがどういうモチベーションで対価を払うのかピンとこないですし、うまく回らなさそうな仕組みに見えますが、真新しさがあってカネのにおいがするところは良いと思います。
とりあえず駅メモをやってみたけれど駅は単に位置をあらわす記号であって、駅ごとに掲示板があるのですが大きめの駅(近所の三軒茶屋や中目黒)でも書き込みは月2~3件でコミュニティができているという印象は受けません。これにステーションオーナーや駅トークンの仕組みを載せたところで盛り上がるというイメージは持てなかった。思惑で買って思惑で売る銘柄とおもうのであまり引っ張らず手じまいたい。
いちおう以下のような点から買いやすい状況でもあると思います。バリュエーションが特に割高というわけでもありません。コロナの感染者数が増えていることは懸念点ですが。
- 今期2Qはコロナの悪影響がもっともあらわれる四半期であり、数字はさておきその決算を通過したこと
- 4~6月はゲーム株が買われる地合だったが、ここはコロナの悪影響が明らかであったため株価が低迷しており、足下の株価が年初来安値に近い水準であること
- 駅メモWeb版は8/3リリースが予告されており、リリースに向けてポジションを作りたい参加者は短い期間で買う必要があること(ただし8/3にブロックチェーン絡みの機能が揃うわけではないし、そもそもそんな参加者はあまりいないような気がする)
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 90,215,240円
- 前日比 +3,739,372円 (+4.32%)
- 月初比 +10,189,076円 (+12.73%)
- 年初比 +678,050円 (+0.76%)
現物
信用
先物