駄犬の株ログ

「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

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「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

[今週のトレード] 2020/9/18

今週の資産推移は+6.7%(+749万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+0.6%、マザーズ指数が+4.3%と指数に対してアウトパフォームでした。

今週もマザーズは強かった。アメリカもFANG+は引き続き下げたもののキラキラSaaS銘柄は強いし、ダウナスが下げてもVIXその他に波及しないし、相場全体が崩れそうな印象はありませんでした。BASEやチェンジが今週も高値を更新してモメンタム優勢な状況が継続しており、乗れてない自分としてはそろそろ潮目が変わって欲しいところです。今週は指数を大きめにアウトパフォームしていますが、コーセルの決算ギャンブルで+135万取れたのと、アートスパークの+23.7%が寄与しています。

週末にソフトバンクMBOを検討しているというニュースがあり、ヘッジで売っている日経平均先物のうちソフトバンク寄与分を計算して、そのぶんだけ週明けに寄りで買うというヘッジのヘッジみたいなことをしました。「本当にこんな面倒なことをする必要があるのか。ヘッジとはいったい……」と思いますが、結局はポジションを持つ恐怖を軽減するための精神安定剤としてやっている側面が強いのでそこと向き合わないといけないんですよね。恐怖を感じずにでかいポジションを持てる人はそれだけで圧倒的に勝ちやすい立場にいると思います。

www.nikkei.com

金曜日に四季報が発売されました。前号を100ページくらいしか読まず放置してしまっていて、今回は最後まで通読するつもりです。4連休に半分くらいは進めたい。

今週の取引

3930 はてな (-342,854)

手じまい。9/11(金)に本決算発表があり、決算の内容を見て翌週の月曜日に全株を売りました。toCのWebサイトは広告単価が回復せずアクセス数(ユニークブラウザ数)も低下、toBのWebメディアは平均売上下落で減収、Macharelは成長鈍化と期待外れの内容でした。好調なのはマンガビュワーくらい。この銘柄は今はMackerelの成長に期待して保有している人が多いと思われ、Mackerelの成長鈍化が特にネガティブでした。

Mackerelは期初の目標(顧客数1430増加)を53%しか達成できませんでした。このサービスは売上の絶対額がまだ小さく、むしろ目標を上回る成長が期待されていたと思います。決算説明資料ではコロナで展示会が中止されたことが理由に挙げられていますが、サービスの性質からしても価格からしても技術者の評判や認知度の向上で広まっていくサービスだと思っていて、またFY2020の上半期からすでにKPIの伸びがやや鈍化していたことを見ても、会社の説明には納得感が低いです。

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今後についても、広告単価の動向は外部要因ですし(いくらか回復するとは思う)、Webメディアの平均売上を回復できるかは疑わしいです。Webメディアの顧客は人材、不動産などシクリカルな業種の会社が多く、記事制作の意欲は景況感に左右されると思われます。資料にはFY2021下半期で106%まで回復することになっていて、これが業績予想に織り込まれているなら下振れのリスクがありそう。Mackerelの成長鈍化も含めてこれ以上保有できないと判断しました。ここを買い直すことは当面ないと思います。

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ポートフォリオ

サマリー
  • 評価額合計 118,313,566円
  • 前日比 +2,539,414円 (+2.19%)
  • 月初比 +14,697,273円 (+14.13%)
  • 年初比 +29,186,191円 (+32.60%)
現物

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信用

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先物

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