今週の資産推移は+2.1%(+247万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+5.0%、マザーズ指数が+6.1%と指数に対してアンダーパフォームでした。
日本時間4日から大統領選の開票が始まり、開票状況に右往左往する1週間。郵送投票が後から集計されるため4日昼にはいったんトランプが優勢となり(ブックメーカーのオッズが1.3倍くらいになった)、その後バイデンが巻き返す展開。土曜日になってやっとバイデンに当確が出ました。
バイデンが僅差で勝って法廷闘争にもつれ込むというのは下馬評では最悪のシナリオでしたが、マーケットは真逆の反応でリスクオンとなり、金やビットコインまで買われる極端な上げ相場になりました。日経平均も24000円をあっさりクリアして24,325円で引けています。
今週のパフォーマンスは指数に大きめに負けていますが、日経平均先物のヘッジ売りが-438万もマイナスに寄与したのと、ポートフォリオにバリューっぽい銘柄を増やしていたのが足を引っ張りました。金額が大きいポジションではシダックスが今週-0.4%、トーヨーカネツ+1.4%など。来週はポートフォリオの決算が集中しており大事な週になります。今週から地合がよくなり決算への反応も強くなってきましたが、事前に期待が載ってるやつは厳しいことになりがちなのでうまくコントロールしたいところです。
今週の取引
6331 三菱化工機 (-)
新規に買いました。10/30(金)の2Q決算発表前に2500株まで買って、決算内容が期待に添うものだったので2500株追加して5000株にしました。
水素エネルギーが6年ぶりに相場のテーマになってきておりテーマ性があるものをポートフォリオに入れておいても良いかなと思ったこと、足下の業績が好調で豊富な受注残を持っていること、上方修正後でPER8.6&財務もまあまあで割安と考えることが買った理由です。
水素エネルギーについては、ここは水素製造装置『HyGeia』を製造しており、国内の水素ステーションで採用されています。ただし1台当たり1億程度の単価と思われ(あまり強い根拠ではありませんが、水素ステーションの建設コストが4~5億といわれるのと、HyGeia開発時の目標が9000万だったことから)、この製品による業績への寄与は小さいです。
受注残については、ここは決算短信に受注残を載せないので有報の数字になりますが、前年同期比+43.7%の受注残で今期をスタートしています。今月下旬に2Qの決算説明資料がIRサイトに掲載されるはずなのでそこで最新の受注状況を確認できると思われます。ただ会社は今期受注を絞ると言っており期初の数字より減っている懸念があります。
あとは前回の水素相場でわりと買われた銘柄で、そのときの類推もまあちょっとだけ期待できるかなと思いました。
日本では水素ステーションの建設は2010年代から継続的に続いているもののあまり活用されておらず、トヨタのMIRAIも数千台しか売れていない状況です。ただ今年になってトヨタがヤマト運輸、西濃運輸などと共同で実証実験をやる計画を発表するなど、既存の物流網にFCVを導入する動きが出てきています。
また、菅政権の政策である温暖化ガスの削減に関連して菅総理がインフラ整備の重要性に言及しており、経済産業省「水素・燃料電池戦略ロードマップ」の目標である2025年320箇所という数字もいちおうあって、水素ステーションの建設は今後も継続するものと考えます。
たいして成長性のある会社ではないので、地合なりテーマ性なりでうまいこと上がってくれたら欲張らず手じまうつもりです。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 120,161,723円
- 前日比 +1,041,728円 (+0.87%)
- 月初比 +2,466,870円 (+2.10%)
- 年初比 +30,624,533円 (+34.20%)
現物
信用
先物