今週の資産推移は+3.9%(+744万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-0.3%、マザーズ指数が+5.6%と指数に対してまちまちでした。
1週間を通じて日経平均の値幅が300円ほどと、凪のような週でした。アメリカ市場もボラティリティが低くVIXは15.6まで下がっています。今週はマザーズ指数がTOPIXを大きく上回っていますが、マネーフォワード、freee、メルカリ、BASE、メドレーの寄与トップ5で上げ幅の半分強を占めており、海外投資家の好む大型SaaSが買われていました。エーザイのアデュカヌマブ承認でバイオ株が買われたのも寄与したようです。アメリカでもナスダック(+1.85%)がダウ(-0.80%)を上回っています。今年はグロース株が買われる地合になってもなかなか続かないですが、今月に入ってインフレ懸念が騒がれなくなってきており雰囲気の変化も感じます。
6月決算ギャンブルで取ったポジションもあらかた捌けて、あとは今月のIPOでめぼしいやつがあれば触ろうかなというくらい。リオープンで旅行需要が伸びるまえにどこか国内旅行に出掛けようと思って、行き先を考えています。
今週の取引
4934 プレミアアンチエイジング (+9,710,866)
手じまい。2Q決算発表後に少しずつ株数を減らしていて、来週月曜日の3Q決算発表をまたぎたくなかったため直前ですべて売り切りました。
3Q決算については、 自分の参照できる範囲でドラッグストアのPOSデータがQonQで横ばいになっていることから、3Q単体の業績が良いという根拠を持てませんでした。通信販売については状況を推測する方法があまり見つからなくて、販路としてはこちらがメインなので全体としてもよくわからない感じではあります。とはいえ個人投資家の人気銘柄になっており、視聴率が高まっている状況で期待されるハードルを越えるような決算が出てくる可能性が高いとは思えません。
上場から間もないこともあるでしょうが機関投資家の保有割合が小さく、それに対して株ブログやTwitterを見るとここを保有している人は本当に多いです。千株単位で保有している個人も何人も見かけます。IPOの当選株数270万株に対して信用買い残が68万株あり、ここ3ヶ月のモメンタムは個人投資家が作ってきたものではないかと思っていて、ひとたび逆流すれば下げ足も速いのでは。
この会社の成長がどのあたりで落ち着くのか自分にはわからないし、現在の時価総額1,351億はファンケルや新日本製薬と比べて決して割高にも見えませんが、自分はもうここで十分だと思いました。
4936アクシージア (-)
1ヶ月くらい前から買い始めて、少しずつ株数を増やしていたもの。同じ新興の化粧品会社であることからプレミアアンチエイジングと入れ替えるようなイメージでポートフォリオに入れました。
中国の高価格帯化粧品という成長市場で事業をしていること、3Q決算で上方修正をして売上がYonYで+30.5%の予想となったこと、7月末権利日で発表した株主優待が利回り換算で10%を越える(ただしリセールバリューだともっと下がるはず。メルカリ&ヤフオクの取引実績が少なくて相場感はわからず)ためイベントドリブン要素があること、これから中国人旅行客のインバウンド需要が戻ってきたときにいくらか追い風を受けられること、2021/4/27付の日本証券新聞に「段社長に聞くと、香港・シンガポールの海外投資家とのワンオンワンミーティングを数多く行っている」とあり彼らが買ってくれるという淡い期待があること、あたりから3Q決算後も保有できると考えました。
あまり強い自信のあるポジションではないのですが、まずは優待の権利付き最終日まで保有して、そこまでの値動きで考えるつもりです。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 198,309,856円
- 前日比 -2,912,125円 (-1.45%)
- 月初比 +7,220,970円 (+3.78%)
- 年初比 +72,291,937円 (+57.37%)
現物
信用
先物