今週の資産推移は-3.5%(-705万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-0.2%、マザーズ指数が-4.6%と指数に対してまちまちでした。
7月の資産推移は-3.1%(-606万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-2.2%、マザーズ指数が-10.1%と指数に対してまちまちでした。
中国当局が学習塾の非営利化を通知して、中国ADRの教育株が-90%とか下げてグロース株全体も軟調に。アメリカもナスダックの下げが相対的に大きかったです。恣意的な通達で業界一つをまるごと潰してしまう強権に驚きます。今のところこの件を端緒に暴落開始とはなっていませんが、6年前のチャイナショックで退場した自分としては神経質になってしまいます。
決算への反応は今週も非常に悪く、10段階評価とすると下から2番目くらいでしょうか。シクリカルセクタが好決算を出しても売られる傾向は続いており、個人のセンチメントが弱っているためか小型株が相対的に弱いです。今週はマザーズの出来高が少なく、個人しか触らない銘柄だと決算翌日に買いにくる人がいない印象を受けました。
決算シーズンに入る前は自動車部品や半導体をバスケットで買おうとしていましたが、今週の中盤で明らかにダメそうだとなって、決算ギャンブルのポジションは数を絞って、サイズも小さめに取るようにしています。今週だけで見ると決算ギャンブルの損益はトータルでマイナスとなっています。サイバーエージェントの3Q決算を大きめにまたいだのが特にマズかった。
今月のパフォーマンスは-3.1%となりました。2年前くらいだとこういう地合のときはマザーズ指数に連動していたものですが、いまのポートフォリオはTOPIXに従うような推移になっててわりと助かってる感じがあります。ポートフォリオで2桁パーセント上げた株はきずなHD+24.3%、アートスパーク+16.1%。下げた株はBuySell-16.0%、スペースマーケット-14.7%、ユーザベース-14.0%、アステナ-12.6%、スプリックス-13.6%、DI-10.3%でした。
今月の資産推移の内訳(含み損益込みの概算)としては、上げた株2つで+500万、下げた株6つで-900万、決算ギャンブルで+300万、IPOセカンダリ(ほぼラキール)で+100万、その他で-700万。さすがにマザーズ指数が10%下がった月だけあって、一ヶ月ずっとだらだら下がって-10%前後行ってるポジションが多く、短期のトレードで損失補填するのも追いつかなかったです。迅速にポジションサイズを落とすスタイルが合っている月でした。
それにしても難しい局面です。1Q決算からはやくも上方修正ラッシュで、半導体や電子部品の決算を見ると受注がドカンと伸びていて明るい未来を感じさせるものばかりですが、それでいて株価の反応はさっぱりです。これが一時的な状況なのか下げ相場の始まりなのか自分にはわかりませんが、まだ+50%ある年初来が+40%、+30%と削られていったときのイメージは持っておこうと思います。
今週の取引
4936 アクシージア (-4,222,874)
手じまい。今週に優待権利付き最終日があり、もらえる化粧品の定価ベースで10%を超える配当利回りがあるので翌日に売られるだろうと思い、その前にポジションを落としました。その後ポジションを建て直すつもりでしたが、地合が悪いこと、記事の最初に書いた中国の件があって中国向けで売上の大部分を上げる会社はいまは避けておこうかなと考えて手じまいとしました。
優待前後の値動きについては自分の想定と逆で、優待権利付き最終日の翌日はGUして始まって+4.9%となり、むしろその前に下げるという結果となりました。後付けで推測すると、7/13付けで貸借銘柄になって優待クロスできるようになったことで翌日に出てくる売りが少なくなり、それに対して元々の保有者はぼくと同じように考えたんでしょうかね。この値動きは一般的なパターンなのかな。優待をあまり取らないし取るときもクロスして現引きで終わってしまうので、優待前後の値動きに肌感覚がない。チャートは今週の時間足です。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 190,036,613円
- 前日比 -3,615,051円 (-1.87%)
- 月初比 -6,063,697円 (-3.09%)
- 年初比 +64,018,694円 (+50.80%)
現物
信用
先物