今週の資産推移は+2.9%(+754万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-0.0%、マザーズ指数が-1.3%と指数に対してアウトパフォームでした。
決算シーズンが終わりました。行けると思っていた化学非鉄金属鉄鋼海運といったセクタがコンセンサスを上回る決算を出してもあっという間に値を消してしまうことが多く、開始前にそれらのセクタを中心に決算ギャンブルの候補をリストアップしていたため、苦戦を強いられることとなりました。
相対的にグロースは好調で、とくに今週はグロース株が決算後に買われる傾向が顕著でした。ずっと下げていたカオナビが決算発表翌日にS高を付けたことが印象的で、ここはKPIは順調に伸びているのに株価は延々と下げていたんですね。今回の決算内容はこれまでの延長線上にあるもので、サプライズはなかったと思いますが、それで反応が違ったのは今後の流れの変化を感じました。
10/26以降の決算ギャンブルのポジションはトータルで+300万ほどの利益となりました。いちおうプラスになっていますが、日本郵船を決算発表の1時間前に気が変わって売るなどの結果オーライな事案があったりして、運に助けられた部分が大きかったです。いまは仕事が忙しい時期で、事前の調査に時間を割けなかったこともパフォーマンスを損ねたかもしれず、仕事と株の両立の難しさを感じます。
今週の取引
2410 キャリアDC (+5,787,544)
手じまい。11/10(水)発表の本決算と開示内容が自分の思っていたことと違ったので売りました。決算発表翌日に妙に高く寄りついてくれてありがたかった。
今期のガイダンスを経常利益5億円で出してきましたが、足下でコロナ前の水準まで売上を戻しており、今期からはコロナ前に近い利益(8~10億くらい)を出せると期待していました。今期が中計の1年目にあたり投資の時期となること、人材紹介事業の状況が悪いことがこのガイダンスになった原因のようです。
継続的に買い増ししていたAsleadがこのタイミングで抜けるのもネガティブでした。自社株買いのため需給に直接の悪影響はありませんが、8月に大量保有報告書で保有目的の変更をおこなった後に出来高が増えて株価も20%くらい上げていて、ファンドにくっ付いて買った人がまだいくらか保有していると思われます。彼らは売ってくるだろうから目先の値動きは悪くなりそうです。
IT業界は相変わらず人手不足で、同業他社の決算も良くなっており、事業環境はよいはずです。中計は風呂敷を広げている印象があって、実現可能性がちょっとわからないですが、少なくとも来期のガイダンスは中計通りの経常利益10億で出してくるだろうから、本決算の前に買い直すのは選択肢に入れておきます。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 266,267,449円
- 前日比 +6,284,564円 (+2.42%)
- 月初比 +19,180,373円 (+7.76%)
- 年初比 +140,249,530円 (+111.29%)
現物
信用
先物