今週の資産推移は+3.0%(+1112万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-0.2%、マザーズ指数が-1.0%と指数に対してアウトパフォームでした。
週末にクレディスイスがヤバいという話が出てきて週明けまでにUBSによる救済が決定、大きなニュースがこの1ヶ月でどんどん出てきてとんでもないスピード感。株式市場は現時点ではいったん落ち着いて、一時28を付けたVIXは21.7まで下がっています。
マーケットの反応を見るとここまでは個別の事象が連続しただけで金融システムの問題とは捉えられていないようですが、地銀から預金が引き上げられて信用収縮が起こると、地銀が貸し出しを供給していた中小企業や不動産に影響が出ることが懸念されます。日本にどれだけ波及するかはわかりませんが、当面は銀行株や不動産株を買いづらくなったと感じます。
今週は修正&増配の開示が出た三井精糖を手じまい(内容は期待外れでした)。IPOのハルメクと、株主還元の強化を発表した未来工業、コスモエネルギーホールディングス、東洋建設を買いました。為替が円高に振れて130円くらいまできており、円高で業績にメリットのある株を買い増ししています。
ハルメク
- メディアとそれに付いてるロイヤリティの高い高齢者購読層の価値をどう評価するか難しい会社。フェアバリューがどこにあるかよくわからず、初値なら表面的な業績と成長率から安いと思えたが今の時価総額(294億)だとどうなんだろう
- 雑誌をメルカリで買って読んでみたが、なにが良いのかさっぱりわからなかった。普段から女性誌を読んでいるわけでもなくて比較対象も持たないし、自分には評価できないとおもった
- 3Q>1Q>2Q>4Qという業績の季節性なので、本決算を通す気合いがあれば2Qの発表までは持ちやすい
- 社長のインタビューを読むと「コミュニティ事業も利用者数を1桁増やすことを目指す」「3年以内には海外にチャレンジ」といった発言があり、強気な性格で風呂敷を広げるタイプの経営者に見える。このタイプはガイダンスも強気に出しそうに思うが、一回目の本決算でありこれもふたを開けてみないとわからないだろう
- 同業他社と比べても粗利率が高く、現在の購読者数の伸びが続くなら相応に業績も成長しそうである。ただ購読者数が今後も伸びるのか自分には判断つかず、外部から知る方法があれば良いのだけど。さしあたって短期的なモメンタムが続くかぎりは保有しようと思う
未来工業、コスモエネルギーホールディングス、東洋建設
- 最近の風潮を見ると株主還元の強化を発表した企業はその後時間をかけて買われることが多く、PBR1.0と絡めて最近注目されているテーマでもあり、とりあえず全部買っておくかと思った
- コスモ、東洋建設はアクティビストの入っている株でごたごたしており、とくに村上系は株価が上がるとザラ場で売ってくるケースがあり、反応が悪いようならさっさと手じまいたい
- これ系の開示を先回りできたら儲かりそうなんだけどなあ
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 376,956,765円
- 前日比 +5,922,092円 (+1.60%)
- 月初比 +18,823,079円 (+5.27%)
- 年初比 +52,531,269円 (+16.25%)
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