2017年の約定一覧のCSVをダウンロードしたら何と1万件オーバー。デイトレをやるとムチャクチャ増えますね。
個々のトレードの振り返りということで、銘柄ごと実現損益のトップ5(+α)です。
勝った銘柄
1位 JMC(5704) +1,458,875円
1月下旬に平均単価1400円程度で1500株買い、2月下旬に2400円程度で売り。
ここは2016年10月にIPO、その後3ヶ月くらいは軟調でした。3Dプリンタのテーマ性があり、時価総額も小さかったので買ったところ、その一ヶ月後くらいに仕手化。上げの初動に近いところで売りました。買ったタイミングはOK、売るのは少し早かったかもしれません。
上場後の業績が悪く、3月にピークを付けてからは下げっぱなしでした。3Dプリンタを使った試作の受託が主たるビジネスですが、3Dプリンタが廉価になるに連れて、顧客企業が内製するようになったのが不振の原因と説明されています。監視リストには入れていたものの、仕手化後は信用買い残が多くて手は出さず。
2位 ユナイテッド&コレクティブ(3557 ) +1,410,802円
2月のIPOで初値の4500円で500株買い、すぐに6500円くらいで売って+100万、あとはスイングでちょくちょく触って+40万。
ここもIPO後は下げる期間がありましたが、出店ペースはずっと順調で(Webサイトでたまにチェックしていた)、そのうち上げるだろうと思って強気で買えた銘柄でした。10月ごろから強烈に上げましたがこの時期はまったく触れず。チャートを見ると10000円まであったんですね、すごいな。
3位 エリアリンク(8914) +1,191,000円
2016年に買って今年に持ち越した1800株を9月に平均1900円くらいで売り。
パーソナルストレージというマーケットの将来性で買って、1年くらい横ばいでしたが今年の後半から物色されて上げました。チャートを見るともう少し持っていればよかったです。ここはストック型で手堅いビジネスですが、そのかわりそこまで成長性が高いわけではないので、今の株価だともう買えないです。2017年はこういう感じの、放置気味だった銘柄の水準訂正が多かったです。
あとはパーソナルストレージでいうと、パルマを買おう買おうと思いながら買わずじまいだったのが悔やまれるところです。
4位 ブイ・テクノロジー(7717) +1,115,871円
2016年に11000円くらいで200株買って持ち越し。うち100株を6月に22600円で売って、残り100株はまだ持っています。
有機EL銘柄の代表格。2017年は1Qの進捗が悪くて売られたり、アップダウンがありました。残り100株は成長性が落ちるまでは持つつもり。
5位 アルファCo(3434) +1,008,907円
スイングトレードで何度も触った銘柄で、約定履歴は104もあります。積み上げたら100万もプラスになっていたんですね。
ここは今年の後半にレンジっぽい動きになって、下で買って上で売るというのを繰り返していました。足下の業績が好調で指標も低め(PER12.6)なので、レンジの下で買うぶんには安心感があるとおもいます。いつかレンジを上にブレイクすると思って1000株買い持ちにしているんですが、なかなかそのときが来ないです。
負けた銘柄
1位 VOYAGE GROUP(3688) -824,856円
2月から7月に掛けて空売りと損切りを繰り返して、結局大きなマイナスになりました。
最後に空売りを手仕舞ったのが7/4で2385円。チャートを見るといかにも噛み合ってないですね。上げていた期間に売り向かってしまっています。
ここはアドテクがメインの会社ですがアドテクではあまりうまく行っていないという認識で、2月から上げたのも、たまたま四半期決算の数字が良かったからだったと思います。結局高値から半値くらいになっており、空売りした判断は決して間違っていなかったと思いますが、売りで入る場所が駄目でしたね。最初に売ったタイミングではこれだけ強いトレンドになるとはまったく考えなかったです。
2位 ワイエイシイホールディングス(6298) -797,741円
何度か触りましたが、1Qの決算ギャンブルで失敗したのが損失の大部分です。平均単価1300円くらいで2500株買い、1000円くらいで手仕舞い。
有機ELの製造装置を手がけており、売り長ということで買いましたがダメでした。
3位 エムアップ(3661) -739,819円
5月から6月にかけて仕手化した銘柄。踏み上げ相場で売り向かって損失を積み上げたパターンで、約定履歴は143もあります。
材料は乃木坂46(だったかな)のアプリが出るというもので、それで株価が4倍になってしまうんだから恐ろしい。貸借の仕手株で空売りして踏まれるのは過去に何度かやらかしていて、こういうのは売ったらダメだというのを再認識しました。
4位 グリーンズ(6547) -736,369円
IPO直後の3月に平均単価1600くらいで2500株買い、4月に平均単価1270くらいで売り。
指標も割安で、ビジネスホテル業態なので優待の期待もあるということで買いましたが、IPO後の下落に耐えられずに売ったんでした。チャートを見ると一番下で売ってしまっていますね、こりゃひどいな。
ここはもっと早く売るべきでした。年末までずっと持っていればプラ転していましたが、この銘柄にはそこまで耐えられるだけの自信はなかったような記憶があります。吸収金額が70億円くらいあって需給には不安があったので、IPO後の1週間くらいを見て、値動きの重さを確認したらそこで売っておければよかった。
似たような銘柄ではLIXILビバでも損失を出していて(-178,888円)、自分がやられるパターンだと思うので反省したい。
5位 日本工営(1954) -596,257円
11/14から11/15にかけて、決算後の急落のリバウンドを取りに行ってやられました。平均単価3823円で3000株買い、3624円で売り。
ここは建築コンサルで最近M&Aなどで業績を伸ばしていて、そのうち買おうと思って監視リストに入れていた銘柄でした。買い目線でいた銘柄が下げたのでさっそく買いに行って、下げ止まらずに損切りとなったという流れ。大納会は3500円で引けており、買い玉を引っ張らずにすぐに手じまったのは結果的にはよかったです。
敗因は買い目線だった銘柄のためバイアスがあったことでしょうか。建築コンサルは業績が下期偏重なので決算の見方が難しく、15%も下げる決算とは思えなかった(というかなぜあの決算で上げトレンドが壊れるのか、いまだにわからない)のもあります。