今週の資産推移は-0.7%(-50万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+1.6%、マザーズ指数が-2.8%と指数に対してまちまちでした。
大型株だけ景気よく上がっていくという、今年よく見た光景が繰り返された1週間。日経平均は+2.9%となり24000円を越えました。FOMCにイギリス総選挙、ついでに米中貿易交渉も山場と、外部イベントがてんこもりで激しい値動きでしたが、イギリスは与党の勝利、貿易交渉もいちおうは合意となりマーケットにプラスの結果でした。金曜日にはMSQもあり、特に波乱なく通過しました。
今週からIPOラッシュが始まり、マクアケ、ALinkがバリュエーション無視の高値で盛り上がりました。ただ新興市場全体は低調で、とくに今週後半はきつめに売られる銘柄が目立ちました。自分のポートフォリオは地合の厳しさのわりに軽傷で済みましたが、決算ギャンブルで持っていた大盛工業に上方修正が出て、+132万で手じまえたことが寄与しました。それがなければマザーズ指数くらいは負けていたところです。
今週の取引
3662 エイチーム(-527,671)
3995 SUKIYAKI (+709,426)
買い玉を手仕舞い。
エイチームは12/6に発表された1Q決算が悪くて手仕舞い。数字の見た目の悪さはともかく、ライフスタイルセグメントの売上がQonQで10％程度落ちていたのが気になりました。最近はGoogleからのオーガニックな流入に業績が左右される銘柄（じげんなど）の下方修正が目立ち、業績が回復するにしても時間が掛かるのかなと。売ったり買ったりしている銘柄ですが、ここ1年の損益は-53万ほど。
SUKIYAKIは決算期待の上げを取ろうとして買ったやつで、決算発表前の1週間くらいで少しずつ売っていって前日に売り切りました。ほとんど地合のおかげという感じですがきれいに利益を取れた形になりました。
2303 ドーン (-)
3449 テクノフレックス (-)
3903 gumi (-)
新規に買い玉を立てて持ち越し。
ドーンは1Qの決算を見て監視リストに入れていたところ、国土強靱化がテーマ化して建設コンサルがセクタごと上げたりしている中で株クラの人たちがGISに言及するのをちらほら見るようになり、なんか物色が拡がっているんだなと思い、2Qの決算ギャンブルも兼ねていっちょ買うかということで買いました。ここは受託と自社サービスのミックスでやっている会社で、1Qでは短信によると「ライセンス販売において大型案件の受注があったことやクラウドサービスの契約数が積み上がり利用料収入が増加したため」という理由で良い業績でした。大型案件が理由だと継続性はやや怪しいですが、四半期決算ではセグメントごとの数字を出してくれないので判断つかず。ここはセグメントごとの数字をなぜか有価証券報告書にしか載せないんですよね。1Qの粗利率は71％と、この手の会社にしては高い水準で、クラウドサービスの伸びもあり面白い会社と思っています。
テクノフレックスは今週のIPO銘柄。二部上場の地味な金属部品メーカーとあってまったく盛り上がっていませんが、指標面での割安さと財務の良さを兼ね備えており、バリュー的に面白いとおもって買いました。IPO後に公募価格割れまであったヤシマキザイを、光通信が買いあげていって2倍くらいになったのが今年ありましたが、ああいう感じで買われたりしないかなと（ただしヤシマキザイほど割安ではないと思いますし、時価総額も4倍くらい違います）
gumiは2Qの決算説明資料に3Qの業績予想が書いてあり、それを見てしばらく保有できると思って買いました。AppleのVRヘッドセットが2022年発売と言われていて、だいぶ先ではあるけどVR/AR銘柄を何かポートフォリオに入れておきたいとは思っていて、ここは前回VRがテーマ化したときに主要銘柄の扱いだったのでまあとりあえずここでよいかなというくらい。ただ、前回はエンタメ関連の銘柄ばかりがVR関連に挙げられましたが、次のVR/ARブームのときはもっと生活に密着したサービスが主役になると思っていて、そういう意味ではちょっとgumiは違うという感じもあります。不動産のVR内見とか、VR会議とかそういう系統ですね。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 76,320,019円
- 前日比 -205,660円 (-0.27%)
- 月初比 +600,809円 (+0.79%)
- 年初比 +27,652,387円 (+56.82%)
現物
信用
先物
