駄犬の株ログ

「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

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「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

[今週のトレード] 2020/4/10

今週の資産推移は+13.0% (+702万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+7.9%、マザーズ指数が+12.9%と指数に対してアウトパフォームでした。

ニューヨークでコロナがピークアウト(?)、ついでにFRBがジャンク債の買い入れをやると発表してダウが今週+12.7%も上げて、世界の主要な指数も10%前後上げるという強力なリバウンド相場。VIXはまだ40を超えており、どちらに行くにしても動きがいちいち極端で、もうちょっと落ち着いてほしい。

www.newsweekjapan.jp

www.bloomberg.co.jp

日本の小型新興はこれまで買われてきたテーマ(リモートワークなど)が頭打ちになって、代わりに直近のIPO銘柄が買われるなど、リターンリバーサルというか、急落局面を巻き戻すような動きになりました。大型ではドラッグストアが弱かったりして、コロナで待避したお金が元に戻っていっていたように思われます。3月のIPOは公募価格から半値も当たり前という状態だったので、そのうち買われる局面がくるだろうと思っていたのにあまり乗れず、ビザスクとリバーホールディングスを触って+20万くらいでした。要反省です。

実体経済への影響が出てくるのはこれからで、闇鍋状態で株価だけ上がっていくのは妙な感じがしますが、どうせわからない相場なので上とか下とか予断を持たないようにしています。引き続き不安材料のある銘柄をポートフォリオから落としており、買いポジションのサイズは今年のピークから1/3くらいになりました。いくつか新しく買ってはいるけど、自信があるわけではなくて長く保有する決心はないです。地合がコロコロ変わるしボラティリティも大きいので、長期でポジションを持つよりもスイングで短めのポジションを繋いでいくほうが向いている相場だと思います。

今週の取引

4235 UFHD (-1,505,315)
3666 テクノスジャパン (-2,796,337)

買い玉を手仕舞い

UFHDは売上の95%が海外向けで、製品の用途も自動車や航空機などであり、今後業績の悪化が避けられないであろうこと、有報の受注残が前年比-15%で目先の決算に期待できないこと、財務があまりよくないこと、個人に人気のある銘柄であることから売りました。ここはコロナの悪影響が明らかだったんで3/3から少しずつ売っていたのですが、3月頭は1100円台で、今週の終値は810円と、もっと早く売っておけばよかった。

テクノスジャパンは元々SAPのEOL特需に期待していたのが、EOLが2025年から2027年に延期されることになったのと、ここは受託のシステム会社で景気が悪くなると業績が落ちるのと、今期の一時要因から来期の業績が回復するとしてもそんなに割安ってバリュエーションでもないよなあ、と思って売りました。EOL延長のニュースが出てきたのは2/5で、そのときに売ろうか考えたのに、そのときはコロナを甘く見ていた時期だったのでポートフォリオに残してしまったんですね。ほんと今回は手離れの悪さで損失を大きくしています。

ポートフォリオ

サマリー
  • 評価額合計 60,839,014円
  • 前日比 +147,618円 (+0.24%)
  • 月初比 +2,847,583円 (+4.91%)
  • 年初比 -28,698,176円 (-32.05%)
現物

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信用

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先物

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