今週の資産推移は+3.0% (+262万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+3.4%、マザーズ指数が+8.0%と指数に対してアンダーパフォームでした。
引き続き決算シーズンで、決算向けの建玉を建てたり手じまったりしています。今週の地合は良かったですが、シルバーや仮想通貨まで上がっていて金余りバブルの最終局面という観があり警戒しています。CAICAのライツオファリング権利付き最終日にあわせて3万株だけ買って権利を取ったり(現物は売却済み、-22万)、シダックスの1Q決算を見てコロナショック後に減らしたポジションサイズを復元したりしました。ライツオファリングは参加することに意義があるという気持ちですが、このままの株価ならプラスで終われそうかな。
GSが言うには今年中に最低1つのワクチンがFDA承認され、来年7月にはアメリカ国民の"large shares"がワクチン接種を完了するのがベースラインとのこと。日本でも政府によるワクチンの調達動向についてニュースが出るようになりました。ワクチンの有効性(特に抗体の持続期間)について疑義がありつつも、1年後には先進国でワクチン接種が相当程度進んでいると期待ができそうです。
自分はコロナの前後でそれほど多くのことが変わると思っておらず、コロナデメリットと看做されて売られている企業の多くは、2~3年後には元の業績に戻っていると思っています。日本国内の感染が再び拡がるのにつれてここ2ヶ月でコロナデメリットの株はもう一度売られており、年単位で保有できるのであれば良い会社を割安に買えるチャンスになっているとおもう。この決算シーズンはその目線でも決算の内容をチェックしています。
今週の取引
3912 モバイルファクトリー (+441,895)
買い玉を手じまい。
今週月曜日に駅メモWeb版リリース。それにあわせて先週に半分、月曜日に残りを売りました。駅トークンの販売時にもう一度注目される可能性があって、引き続き監視はしておきます。駅メモWeb版を試しにやってみましたが、アプリ版に駅でイベントを開催する仕組みだけ追加したというもので、フェアマスターになってお金を払う人がそんなにいるとは思えなかった。ただTwitter検索するとモチベーションの高いユーザで好反応なツイートをしている人がちらほらいるので、熱心なユーザにはこれでアピールするのかもしれません。
6855 日本電子材料 (-)
新規に買い玉を立てて持ち越し。
8/6(木)に1Q決算発表。決算発表当日に決算ギャンブルで1000株買って、決算内容を見てやっぱり少し長めに保有しようと考え、翌日にS高で寄ったところで2000株買い増ししました。時間軸の変更はよくないことですが、これは決算後に買われて伸びるパターンだと思ったんですね。
1Q決算はサプライズだったと思います。1Q決算の数字を事前にExcelで簡単に試算していたのですが、営業利益が自分の予測値の約3倍ありました。自分で予測した数字とのずれは直接的には原価率の違いが原因で、1Qの原価率は過去の実績値から外れたものでした。過去4期(FY2016~FY2019)の実績を四半期ごとに見ると、原価率の平均は72.2%(最大79.8%、最低62.7%)でした。それに対して今期1Qの原価率は56.4%でした。
今後の業績を推測するためにはこの原価率が継続的なものなのかを知りたいところです。売上はQonQでむしろ減っており、量産効果によるものではありません。減価償却費はYonYで1億ほど増加しています。1Q決算で開示された資料を見る限りでは原因を特定できず。可能性としては以下のようなものがあると思われます。
- メモリ向けプローブカードの需要が伸びているため強気の値付けができた
- 今年1月から稼働した新しい工場の生産性が高い
- 製品の構成比が改善した
2点目だとよいんですが。ちなみに会社の通期予想から原価率を引き直すと62%程度と思われます。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 88,993,990円
- 前日比 -541,074円 (-0.60%)
- 月初比 +2,622,637円 (+3.04%)
- 年初比 -543,200円 (-0.61%)
現物
信用
先物