今週の資産推移は+2.5%(+326万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+0.0%、マザーズ指数が+6.1%と指数に対してまちまちでした。
警戒ムードだったバイデンの大統領就任式もつつがなく終わり、低ボラティリティの落ち着いた相場になっています。新興崩壊で肝を冷やすみたいなのが最近なくて、そろそろあの恐怖を忘れてしまいそう。来週から決算シーズンに入るんでもうしばらくこの調子でいてほしいものです。決算の予習をまだやりきっておらず、この今週末で終わらせないと間に合わない。
今月ここまでマザーズ指数は+8.0%も上げていますが、個人投資家のブログを見ると付いていけている人は少なく、マザーズ指数と個人投資家のテンションが相関しなくなっていると感じます。去年の夏ごろにマザーズ指数がバイオ指数と化していた時期にも同じことを思ったような覚えがあります。ポートフォリオにメルカリやfreeeを入れている人ってあまり見ないですし、自分を含めてですが、新興株の中でも外国人投資家が好むやつばかり買われるようだと置いて行かれてしまうんですよね。外国人投資家に選好されそうな銘柄を意識的にポートフォリオに入れておくのがよいのかもしれません。
今週の取引
3028 アルペン(-)
新規に買いました。1Q決算が過去のトレンドから乖離する数字だったので内容を見て、良さそうなので2Q決算前に買おうと思っていたらほとんど買わないうちに1/21に上方修正が出てしまい(2Q決算発表と同時に出すと思い込んでいた)、上方修正の翌日に追加して欲しい株数にしました。
2Q決算に向けて考えたことはTwitterに書いたので、手抜きですがリンクを貼って済ませてしまいます。
アルペン自分の理解を書いておくと、まずYonYでB/Sの商品が112億減っているんですね。日経のこちらの記事にも「過去2年間で在庫の一掃や希望退職で損益分岐点を引き下げてきた」とあり、意思を持って不良在庫の処分をやったんだと思います。アパレルはセールの値引きがhttps://t.co/tZrXuoWB37 pic.twitter.com/2XXrdWfZRJ
— 駄犬 (@daken_in_market) January 21, 2021
足下の業績はコロナによる一時的な特需の恩恵というよりは、会社が収益体質の改善に取り組んできた成果であり、今後も継続するものと考えます。2016年に創業者の息子が社長になり、中高年社員のリストラをやりつつ経営コンサル出身者などを幹部に登用して人材を入れ替え、不採算店舗や不良在庫の整理もやってきました。PB「ティゴラ」が伸びており専門店を出すなど新しい業態も育っています(ただしPBの割合は売上の1割もなく、今後に期待という状態ですが)
上方修正後でPER11.1となり、2Q決算の内容を見てみたいですが通期の業績予想にはなお上振れの余地があるように思われます。2回目の緊急事態宣言への対応としては一部店舗の営業時間短縮のみでほぼ通常通りの営業となっており、前回ほどの影響にはならないでしょう。ただcompsを見ると今の時価総額969億はけっこうフェアバリューのような気もするし、同業他社の指標をヒストリカルに見ても決して評価の高いセクタではありません。あと3Q決算は季節性で弱いんですよね。ここはWebサイトで月次を出しているので月次を見ながらしばらく保有するつもりです。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 133,210,931円
- 前日比 -1,570,261円 (-1.17%)
- 月初比 +7,193,012円 (+5.71%)
- 年初比 +7,193,012円 (+5.71%)
現物
信用
先物