今週の資産推移は-3.9%(-391万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-2.7%、マザーズ指数が-5.3%と指数に対してまちまちでした。
ついでに今月の資産推移は+7.1%(+640万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-2.1%、マザーズ指数が-8.3%と指数に対してアウトパフォームでした。
先週に引き続き新型コロナウイルス中心の相場。小型新興は水曜、木曜とキツい動きで投げ売り一色、関連銘柄だけが連日S高を付ける地合でした。この崩壊っぷりは昨年8月以来でしょうか。感染者数、死者数はまだ増え続けており、金曜未明にはWHOが緊急事態宣言を出しました。パニック的な反応はそろそろ落ち着いてきているように感じますが、実体経済への影響をどこまで織り込んだのかわからないし、不安定な相場が続きそう。騰落レシオは真っ青になっています。
自分のポートフォリオは指数と同じくらいのマイナスとなりました。決算ギャンブルで建てた小型新興の買いポジションがたくさんあって、そいつらがマイナスに寄与しました。1月中旬くらいまで地合が強かったので早めにポジションを建てたのが裏目で、地合も悪化したので今回の決算ギャンブルはどうなるやら。今週から決算シーズンスタートで、向こう2週間が決算発表のピークとなります。
ぼくはどうも今回みたいなリスクイベントを過小評価する傾向があるようです。先週末の時点では一過性の下げですぐに落ち着くと思っていて、こんなパニック的な値動きになるイメージはなかったです。たらればの話ですが、先週末(日経平均23,827円)に先物の売りを増やしてフルヘッジにしていれば、今週はトントンくらいでしのげていました。Twitterのタイムラインを見ていてもうまい人たちはけっこうポジションをフラットに近づけていて、ああいうのを学びたい。
今週の取引
6555 MS&Consulting (-)
新規に買い玉を建てて持ち越し。
外食業界向けの覆面調査が主力の会社なのですが、「サービスチーム力診断(STAR)」という従業員満足度調査のサービスが伸びていて、この成長性に期待して買いました。
リンモチがやっているモチベーションクラウドみたいなもので、従業員を対象にアンケート調査をして、その結果をとりまとめてレポートする。部署や役職といった切り口で見られたり、経年でどう変化したかわかったり、同業他社との比較(偏差値が出る)もできたりするというサービスです。モチベーションクラウドはこれまでに仕事をした職場で2つ導入しているところがあって、実際にアンケートに回答したり、リンモチのコンサルタントが職場にやってきて結果をプレゼンするのを聞いたりしました。ここ数年でIT業界ではかなり使われるようになり、自分の周りではとりあえず悪い評判は聞かないし、リンモチの開示資料を見ると売上がリニアに伸び続けています。似たような成長を辿ってくれないかなと思っています。
外食業界は採用難で採用した人を定着させるのが課題になっており、そのためのツールとしても訴求できますし、サービス導入をきっかけにコンサルティングに繋げていくというドアノック商品としての性質もあります。ただし2Q時点では全体に占める売上の割合はサービスのみで約6%、コンサルを含めても約14%で、業績への寄与はまだ小さいです。
ここは今期(FY2020)が11ヶ月の変則決算です。3月決算から2月決算への変更で、FY2020には3月が含まれません。そして業績が4Q偏重で3月末に大きな売上が計上されるため、今期は業績がそのぶん落ちて、来期に回復することになります。来期はオーガニックな成長以上に業績がよく見えるので、ちょっと調べたらすぐにわかるようなことですがなんせ小型株なんでそこもまあ面白いかなと思います。1Qに3月が含まれるので1Q決算は見栄えの良い数字が出てくるはず。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 95,931,228円
- 前日比 +877,560円 (+0.92%)
- 月初比 +6,394,038円 (+7.14%)
- 年初比 +6,394,038円 (+7.14%)
現物
信用
先物