今週の資産推移は+1.9%(+469万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+3.2%、マザーズ指数が+1.9%と指数に対してまちまちでした。
先週金曜日からのリバウンドが継続し、日経平均は29000円まで戻しました。エバーグランデの問題も片付いておらず、エネルギー不足からのサプライチェーンの混乱も収まらないのに、こんな簡単に上げてよいのかと不思議な感じがします。今週で決算発表が一段落しましたが、コロナで追い風を受けた企業(IDOM、USENNEXTなど)がコンセンサスくらいの決算で10%下げて、アパレルなどアフターコロナの企業は期待外れの決算でも大して下げないという、対照的な反応が見られました。今月末からの決算シーズンでも同じような傾向になると見ておいたほうがよさそうです。
資源株をさらに増やして、3銘柄(INPEX、三井松島、新日本電工)で資産額の25%になりました。過去のインフレ局面でもっともパフォーマンスの良かったセクタが資源株だったことから、インフレが懸念される状況でポートフォリオに入れておこうと思ったのと、商品市況の影響が強く指数にあまり連動しないので分散効果にも期待しています。
詳しいセクタでなく個別の企業を精査する能力はないので、資源価格への感応度を調べてより大きいものを買っています。INPEXは石油、三井松島は石炭、新日本電工はフェロアロイ(フェロマンガン)です。なおINPEXは天然ガスの開発も行っていますが、足下の天然ガス急騰の恩恵はほとんど無いようです。INPEXは天然ガスの大部分を原油価格に連動する契約で売っており、ものの本によると天然ガスの販売価格はおおむね3ヶ月前の原油価格を参照して決まるとのことです。よって、業績はほぼ原油価格と為替に従って変動します。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 245,506,236円
- 前日比 +5,208,207円 (+2.17%)
- 月初比 -363,288円 (-0.15%)
- 年初比 +119,488,317円 (+94.82%)
現物
信用
先物