今週の資産推移は+0.8%(+210万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+3.4%、マザーズ指数が+5.2%と指数に対してアンダーパフォームでした。
先週後半から日経平均は7連騰、落ち着いたボラティリティで緩やかに上昇していくゴルディロックスっぽい雰囲気です。足下の決算発表の内容が比較的良好であること、インフレのピークアウト期待が理由として挙げられています。今週はセクタやサイズに偏らずまんべんなく上がる、誰もが幸せになれる1週間で、これが決算シーズンの終わりまで続いてくれるとありがたいのですが。なお今週は指数に大きく劣後していますが、先週金曜発表の決算で2つ喰らったぶんが-2.5%くらい寄与しています。
7月ここまでの決算を見て、トレジャーファクトリーとグッドパッチをポートフォリオに入れました。
トレジャーファクトリーは1Q決算で上方修正を出しましたが、修正幅があきらかに保守的で、上振れした着地が見込まれます。下期偏重の季節性があること、不景気で業績が落ちない業態であること、リユースの上場企業はいずれも業績好調で注目が高まっているセクタであることから保有しやすい銘柄でもあります。月次を見ながら保有し、既存店売上が悪化するようならそこで売るつもり。
グッドパッチは3Q決算をミスって翌日S安となり、時価総額は年初に200億を超えていたところから85億円まで下がりました。投資家に失望された状態で目先の株価に不安はありますが、この時価総額なら安いように思うし、元々買いたいと思っていた会社でもあり、このタイミングでポートフォリオに入れました。
ここの業績には3Qが弱い季節性があります。年度末に終わるプロジェクトが多く、稼働率が下がる四半期となるためです。前期のKPI推移を見ても2Q→3Qで顧客社数が下がっており、今期3Qの悪さも半分くらいはそれで説明が付くと考えます(IT業界の景況感が良いはずなのに落ち方が大きいこと、ドイツの状況など気にかかる点は残りますが)。労働集約的なビジネスで人員数がKPIとなりますが、採用は3Qも順調でした。
ここは東京のITエンジニアのコミュニティでプレゼンスのある会社で、良い評判を聞きます。知り合いも1人勤めていて、だいぶ前のことですが話をしたときはカルチャーの良さを感じました。ITコンサルやWebデザインの会社がおしなべて好調な業績を維持している中で、この会社だけダメになっていく可能性は低いように思われ、ここから業績が回復することにベットしてみます。リスクはIT業界の景況感が悪化すること、単価を上げようとするとデザイン系のコンサルファームと競合しますがそこに勝てないこと、採用がうまくいかず人員数の増加ペースが落ちることでしょうか。
なお今期3Qは買収した子会社の連結が始まることもあってもっと良い数字を期待していて、それで決算前から買っていましたが裏目に出てしまいました。小型グロースは決算をミスったときの売られ方がすさまじい。
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 251,368,840円
- 前日比 -1,283,927円 (-0.51%)
- 月初比 +7,802,964円 (+3.20%)
- 年初比 -2,466,694円 (-0.97%)
現物
信用