駄犬の株ログ

「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

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「株価は、恒久的に高い高原のようなものに到達した」(アーヴィング=フィッシャー, 1929年)

[今週のトレード] 2022/11/4

今週の資産推移は+2.1%(+627万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが+0.9%、マザーズ指数が-1.9%と指数に対してアウトパフォームでした。

FOMC後の会見でパウエル議長が市場の期待に水を差すような発言をしてNASDAQは今週-5.6%、日本もグロース株は軟調でした。今週のS&P500 Mapを見るとGAFAMの下げが著しく、たった1年前にはアメリカのグロース株が投資の正解のように言われて、それらに投資する投信やETFが次々と新設されていたことを思うと落差の大きさに驚きます。「GAFAMは参入障壁の高い事業でグローバル市場を押さえており、ITバブルのときのような割高さもなく、これほど優れた投資対象はありません」みたいなことがあちこちの記事に書かれていて、読むとまあたしかにそうだよねと思うし、ぼくも日本の個別株なんてやっていなかったらきっとNASDAQのインデックスファンドとか買って今ごろ青ざめていたことでしょう。

jp.wsj.com

決算シーズンの序盤は難易度が高く、相変わらず苦戦しています。やっぱり好決算の先回りをする参加者が増えたせいで、以前なら小型株は決算の見た目に素直に反応する傾向が強かったところが、徐々にそうならなくなってきている印象があります。ここ2年くらいで決算後のモメンタムを取りに行くトレードが流行って、小型株が強い決算を出すと決算後に大きくギャップアップするようになった(逆に決算後にモメンタムが出て株価が上がっていくことは少なくなった)ので、それなら決算前に買っておこうとみんなが考えるようになっているんじゃなかろうか。

製造業の決算はQonQで利益率がガクッと落ちたり(マキタなど)、下期が減速するガイダンスを出したり(山一電機など)、ずっと伸びてきた受注や受注残のトレンドが折れたり(東京精密など)、期待を裏切る内容のものが多くて自信がないと行きづらい感じ。サービス業で手堅い事業をやっている会社だとまたぎやすいですが、みんな同じことを考えそうでポジションが混み合っていそうでもあります。手数を減らして、視聴率が低そうなものだけやるようにしたほうがよいのかもしれません。

ポートフォリオ

サマリー
  • 評価額合計 301,234,967円
  • 前日比 -280,549円 (-0.09%)
  • 月初比 +2,591,337円 (+0.87%)
  • 年初比 +47,399,433円 (+18.67%)
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