今週の資産推移は+3.9%(+1335万)でした。同期間のマーケットはTOPIXが-0.6%、マザーズ指数が-1.6%と指数に対してアウトパフォームでした。
火曜日発表の米国CPIが6.0%に低下し、コンセンサスもわずかながら下回りました。株式市場は発表当日の上げ幅を週末までに戻していますが、ともかくインフレのピークアウトが明らかになり、今後は景気後退の程度が主要なテーマになりそうです。今週から年末のIPOラッシュが始まり、ここまでは低めに初値が付くがそこから上がって行くものは限られるという傾向です(今週は時価総額大きめの会社が多かったせいもあるかも)。なお今週指数に5%くらい勝っているのは1Q決算で買われたINTLOOPが+2.2%寄与しているのが大きいです。
今週は決算が思っていたのと違ったトビラシステムズとABCompanyを手じまって、かわりにクラシコム、大栄環境、クミアイ化学、明和地所を買いました。以下、買った理由を簡単に書いておきます。
(このブログはどちらかというと自分のために書いていて、後からどういう理由でポジションを取ったのか、それが結果的に正解だったのかを振り返りたいのだけど、まとまった文量で筋道だって書こうとすると面倒で手が付かなくなってしまう。箇条書きで書き散らすだけでもサボらずやるようにします)
クラシコム
- 1Qの売上はQonQで+21%だった。本決算の決算説明資料にFY22/7の下期はロックダウン影響で成長が抑えられたとの記載があり、半信半疑であったが、在庫不足が解消した今期1Qで売上が伸びたことでそれが正しかったと思えた
- 円安がデメリットになる事業内容であり、為替が足下で円高に振れていることは業績にプラスになる
- 1Qは広告費を増やしていないのにKPIが好調であった
- 小売のセクタにしては粗利率が40%超と高く、売上がガイダンスを上振れれば利益も相応に乗りそうである。ただし開示資料からは利益を一定範囲にコントロールしたいニュアンスが感じられ、上振れた分は成長投資に回す可能性があるようにも思える
大栄環境
- 最終処分場を保有する企業であり、ダイセキ(PER26.2)、ミダック(PER43.6)と同等のバリュエーションが許容される可能性がある(ただ最終処分場のキャパなどちゃんと調べられてはいない)
- 機関投資家が買える時価総額であり、とくにESG投資の対象として選好されそうな企業である
- 不景気になっても業績への影響が小さい事業内容である
クミアイ化学
- 前期が好調であったところ、売上、営業利益ともに2桁増益のガイダンスを出してきて、この位置ならいけるのでは? と思った
- アクシーブが好調だという話を何度か聞いたことがある
- 不景気になっても業績への影響が小さい事業内容である
明和地所
- 3月権利日でプレミアム優待倶楽部の優待を新設。3月にプレミアム優待倶楽部を取れる企業は20社くらいあるが、その中でも利回りが大きい(たぶんニッソウ、日総工産に次ぐ3位)
- 3000株で利回りが最大になるため、3000株買う人もそこそこいそう(ただし制度貸借が使える)
- 今期2Qまでの進捗率が低いが、2Q決算説明資料に「通期売上計画に対する契約進捗率は101%」との記載があり、下方修正はなさそう
- 不動産のポジションを1つ持っておくのはポートフォリオの分散に寄与しそう
ポートフォリオ
サマリー
- 評価額合計 358,086,427円
- 前日比 +9,994,315円 (+2.87%)
- 月初比 +2,110,970円 (+0.59%)
- 年初比 +104,250,893円 (+41.07%)
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